Ethtronic Music Unit 茜-AKANE-
ZAKKI (雑記)
シーケンサーと人間
ううう!このところ忙しさと風邪にかまけて
やたらと更新が延びきっている茜です・・!
にも関わらず、最近は海外からもメールをいただき、
ありがたいことでございます。
Thank You For Your Mail, Jordi!
って、うちは英語版はやってないんだけど・・・。
さてワタクシSallyは腱鞘炎をようやく克服しつつ
先日ピアノとドラムとシーケンサーによる
アンサンブルデモの仕事などいたしておりました。
弾く仕事はたいてい一人のことが多いので、
人とやるのはものすごく久し振りだった(ような気がする)わけで
しかも若ーいおにーさんとで気分はるんるん
などと実際はあまり悠長なことは言ってられず
シーケンサーを走らせながらのドラムとピアノの
アンサンブルはなんかすごく大変でして・・。
自分が打ち込みの仕事をしていながら
こんなことを言うのもなんですけど・・。
録音物じゃなくてライブで、シーケンサーに
生身の人間が二人してそれに合わせてるって
なんか変ですね・・。しかもうち一人はドラムという・・。
(たいていリズムは打ち込んである場合がほとんどだし。
そのパターンだとまだ違和感なくこなせるのでありますが)
なんでそんなことになったかってそれは諸事情がありまして・・
それに今回はどちらかというとドラムの方がメインなわけであります
人間には人間のノリがありますから
どうしたって早くなったり遅くなったりするのが当然で
それを感じながら、お互いに協調していくのが
楽しかったりするもんと思うわけです。
シーケンサーなんかが無慈悲にまわってると、
それらを無視してもひたすらシーケンスカウントを
追いかけてなきゃいけないわけで。
人間どうしやってる意味があまりないというか
なんだかなー。
それでなくても
にーさん若さで突っ走るし
わたくし年で足引っ張るし
ま、それはいーとしてっ!!!(汗)
おかげでおにーさんのかっこいいドラムソロは
耳に入ってこないし、自分のピアノソロは
妙なブレーキかかってるし
どうにも消化不良な感じが残るわけで。
ワタクシが下手なだけ?・・おほほほほ!(冷汗)
やめよ・・どんどんドツボにはまってゆく・・。
でもそんな光景は今時の演奏スタイルとしては
日常茶飯事ともいいますか・・。
パンツァードラグーン「オルタ」も(アゼルもだったかな)
生オーケストラに入っている民族系打楽器はすべて打ち込みで
オーケストラの演奏者全員がクリック音をヘッドホンで
聴きながらそれに合わせて演奏しました。
でもなぜか指揮者もちゃんといるんですけど・・・。
茜の場合は完全にシーケンサーまかせにしてますから
(カラオケ化してるっていうか
打ち込みそのものを表現スタイルにしてるっていうか)
また意味合いが違うんですけど
でもやっぱりシンプルな生バージョンも
いつかやってみたいと思ったりしています。
by sally
で、お世話になったドラムのおにーさん(3-Dさん)
のユニット「ノーボトム」はこちら。
日本のお祭りテクノ?!楽しいですよ!
http://www.no-bottom.com/top.html
御悔み
こんにちは、9月10月といろいろ忙し気味のYumiboです
いやー、やっぱ9月はとくに忙しかったです
TGS近いとアレですね
さて…
最近、とても残念なお知らせが多いような気がします
中でも驚いたのは…
「姫神」の星吉昭さんが亡くなられたこと
幻想水滸伝2が発売されて暫く後に
「神々の詩」を聴いて、物凄い衝撃を受けたあの頃を思い出します
当時、民俗音楽を扱ったアーティストなら「DeepForest」!という感じでしたが
日本民謡ヴォイスを扱った姫神さんのこの衝撃作で目が覚め、
「これこれ!民謡ヴォイスはこういう扱いもアリでしょ!」
と無駄にやってみたいことがガツンと増えた時期でもありました
この頃からそのパワーを浴びるべく、ライブにも何度か足を運んでます
その時の衝撃を腹に抱えているからこそ、
今現在も歌を続けていると言えます
しかし、突然のおくやみのお知らせ
あまりにも早すぎた気がしてなりません
だって、だって、海外での評価もぐんぐん上がっていって
これからって時だったと思うのに…
何だか、悔しいなぁ
私が最後に行ったライブは「青い花」
あの時の、和太鼓を加えて更に迫力あるアレンジを加えた
力強い「神々の詩」は、今も忘れられません
うーん、書いてて悲しくなってきたのでまとめ(アハ
私たちは星さんの目指した道とは違う道を歩いていくと思うけど
日本の伝統的な発声とその独自性を強烈なインパクトで世に放った
その「パワー」を、ずっと感じていきながら歩いて行こうと思います
By Yumibo